Meta、Ray-Ban スマートグラス第2世代「Gen 2」を発表 バッテリーと映像性能を強化

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Metaは、Ray-Banと共同開発するスマートグラス「Ray-Ban Meta(Gen 2)」を発表した。前モデルのデザインを維持しつつ、バッテリー駆動時間と撮影性能を中心に実用性を高めた改良版となっている。

バッテリー寿命とカメラ機能を拡張

第2世代モデルでは、バッテリーの駆動時間が最大約8時間に延長された。充電ケースを併用することでさらに長時間の使用が可能となり、急速充電にも対応している。
カメラには12メガピクセルのセンサーが採用され、3K解像度での動画撮影が可能になった。従来よりも広いダイナミックレンジと鮮明な映像が得られるほか、ハンズフリーでの撮影体験も向上している。

音質と装着感を改善

スピーカーとマイクはチューニングが施され、音質と集音精度が向上した。オープンイヤー型であるため周囲への音漏れは完全には防げないものの、屋外での使用を前提とした設計で、自然な音の広がりを維持している。
装着感も見直されており、長時間の使用でも違和感を感じにくい。レンズタイプは複数から選択でき、デザイン面でも従来より自由度が増している。

実用モデルとしての位置づけ

Ray-Ban Meta(Gen 2)は、AIアシスタントとの連携や音声操作を中心に据えた“非ディスプレイ型スマートグラス”として完成度を高めている。一方で、ARディスプレイなどの拡張機能は搭載されておらず、フル機能型スマートグラスへの移行は次世代モデル以降となる見込みだ。
Metaは今後もソフトウェアアップデートを通じて機能拡張を行うとしており、Gen 2はAIウェアラブルの中間的な位置づけにある製品といえる。

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