Sony が、現行の DualSense コントローラーを改良した新バージョン「DualSense V3」の開発を進めているという報道が複数の情報源から浮上している。最も注目される点は、バッテリーをユーザー自身で取り外し・交換できる仕様への変更だ。
新仕様の特徴と狙い
DualSense V3 は、これまで内蔵型だったバッテリーをモジュール形式に切り替える設計が検討されている。バッテリー寿命や消耗を理由に本体を廃棄する必要性を抑え、長期使用を可能にする狙いがあるとみられる。
また、報道によれば DualSense V3 は 11 月にリリース予定で、改良型 PS5 Pro とセットで提供される可能性があるとの見方もある。現行モデルは販売継続されるのではなく、V3 が置き換えられる見込みともされている。
PS5 Pro 改良版との同時発表
DualSense V3 の登場とともに、改良版 PS5 Pro の発表も噂されている。リーク情報では、新型 Pro は現行モデルよりも消費電力を約 3%削減する調整が施される可能性が指摘されている。
この新コントローラーは、新型 Pro にバンドルされる形で発売される可能性が高いとされ、単体販売も視野に入れられている。
リスク・懸念点
ただし、これらの情報はいずれも公式未確認のリーク段階に過ぎない。実際に着脱式バッテリー方式を採用した場合、バッテリーの規格統一性や安全性、交換手順の煩雑さなどが課題になる可能性がある。
さらに、V3 が現行モデルを完全に置き換えるかどうか、旧モデルとの互換性確保はどうなるかといった点も注目される要素である。